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第89回天皇杯準々決勝 仙台 vs 川崎F(ユアスタ) [怒]

『関塚フロンターレ』、慢性的ジュニ依存症からの脱却ならず。
再三再四の2位と8強止まりが示し続ける関塚信奉の限界地・・・。

『初タイトル』の呪縛に囚われ、一様に表情が硬かった試合前のイレブン。
普段はヘラヘラし過ぎているくらいのヘナでさえも一切笑みを漏らさない。
早くも追い詰められているかのように良い意味での余裕が感じられない。
まるで試合中に必死で絶叫する指揮官の姿を彷彿させるかのように・・・。
公式には2トップと言い張ってはいるが、事実上は3トップでのスタート。
ベンチに置くFWがいないような状況でクロを先発させるのは理解し難い。
当初から後半勝負を目論んでいたのなら尚更だ。驚愕と換言してもいい。
これ以上、「カリスマ我慢采配」に煩わされることには耐えられそうにない。

確かにこの6年間で技術や戦術といったディテールは進歩しただろう。が、
過度の「スカウティング」依存、ジュニ頼み、セットプレー、勝負弱さ・・・。
関塚体制発足時から根本的な課題、問題点は今も全く変わっていない。
苦手だの鬼門だのと毎年、同じ会場で同じ相手にやられ続けるのも異常。
そして、タイムアウトが取れないサッカーにおいては最も重要な柔軟性、
つまり、ベンチの指示ではなく、ピッチ上の選手たちが自主的に感じ考え、
状況の変化に対応する判断力が養われず成長していないのは致命傷だ。
一方で体力、運動量といった「競技」の基盤となる骨格は退化してしまった。
関さんの続投が正式に決まったら、オレはもうチームとしては応援しない。
未だ認知度、浸透度の低い北部を含めた川崎市民全体からの支持は諦めて、
「等々力ジャンキー」の半数近くを占める中原区民と局地的に仲良くやってくれ。

(オレは好きな選手個人をテレビの前で応援するだけ)

今回の仙台遠征で川崎フロンターレ(サッカー)に関する収穫は4つ。
来年のJ1スタジアム制覇計画を前倒しで終えられたこと、
Jリーグタイムの山岸舞彩さんを初めて生で見られたこと、
久しぶりにヴィトール・ジュニオールの勇姿が観られたこと、
そして、現体制では限界点に達していることを確信できたこと。
この夢想妄想クラブは現在の社長、GM、強化部長、現場監督の4人のうち、
最低でも2人は代わらないと現状維持が精一杯、先細りだと再確認、再認識。

帰路の(車内が青い)地下鉄の雰囲気を彼らは少しでも想像できるのだろうか?
今年こそサポーター(市民)の想いに応えられると本気で考えていたのだろうか?
今のまま、このままでも「悲願」に届く日が必ず来ると心底思っているのだろうか?

この先は『初タイトル』に向けた(前や上へ)の『ONE STEP』どころか、
ジュニやケンゴ、ヒロキの肉体的な衰退と共に後退していくだけだろう。


恥を忍んで都倉を帰還させる気概もないのに「夢」を目標に掲げ、公言する。
何でも平謝りで済むと勘違いしているのか、具体的に責任を取ることも稀。
しかし、残念ながら何の犠牲もなく成功が得られるほど甘くないのが現実だ。
それを幾度も痛感していながら何も学ばず同じ失敗を繰り返す愚幹部・・・。
現地組の心情を微塵も察せず楽観論ばかりを唱えるポジティブロガー・・・。
これでは希望が持てない。わざわざ遠方に赴く「サポーター」が報われない。
川崎市全域ではなく、益々「客」が中原区内に偏ったクラブになるのも道理。
ある意味で、その点では、BPは頭が良いと言える(少なくともピッチ外では)。
未来に期待感を抱けない「中原SC」に選手が失望し、見限るのは必然だろう。
客観的に他のクラブ(フロント)と比較した有力選手が移籍先に選ぶ訳がない。
(吉原夫妻、今まで本当にありがとう・・・)

見方を変えれば、今年のオフはケジメという形で一新、刷新するチャンスなのだ。
その絶好機すらも自ら放棄するようならば、救いようがないとしか言いようがない。
組織(企業)単位で「決定力不足」と言われても仕方がない。反論の余地もない。

(驚異的な勝負弱さの根源は恐らくクラブと自称・サポのなあなあ主義に起因・・・?)


ゴッド 6.5 彼の活躍なくして延長戦なし。最大の功労者であり被害者。
リモリー 6.0 強烈なブーイングにも冷静さを失わず。厳しい警戒にも怯まず、対面をKO。
シューク東郷 5.0 あらゆる面で年齢的な衰えを感じざるを得ない寂しい出来。
鉄人 5.5 2バック状態でもなんとか踏ん張っていたが、チャラセのまぐれヘッドを防げず。
ラジオ 6.0 苦戦していたが土俵際で「凱旋弾」。その後を仲間に託すも願い届かず(1G)。
餃子職人 5.5 徹底マークに苦しみ、決定的な仕事はできず。ハートは見せたが。
TANNY'S 5.5 横山不在下で攻めに出た分、バイタルがスカスカに。梁と関口に使われた。
チャランサ 5.0 谷口との連携が悪く消えていた。外なのか中なのかポジショニングも曖昧。
鄭 5.0 「同胞対決」は梁に軍配。やはりジュニのチャンスメイクあってこそか。
ロケット 4.5 戦犯。決められない上に決勝アシスト許す。2~3年前の輝きを取り戻せ!
ホビーニョ(偽) 5.5 チャンスには絡むも決めるべきところを決め切れず。
ユージⅡ 5.5 ケンゴがいない時と比べると(流れの中では)どうしても遠慮がちに・・・。
アキ子(弟) 評価なし 手数を掛け過ぎて逆効果だった印象。シンプルに上げたほうが・・・?
JR 評価なし 長期離脱からの復帰戦と捉えれば及第か(=あれ以上を求めるのは酷)。

カリスマ 4.0 駒不足は言い訳にならない。大口チャラセから受けた恩返しを「勇退」の契機に。

高畠&相馬体制を見てみたかったけど、シャムスカかポポヴィッチを誘っていれば森重も来てくれたかもね。
思いがけず'09-'10補完計画を早々に達成した‘オレは’心置きなく身を引けるが。・・・このブログ、どうしよ。

(BP:バックパサー)
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