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09-10 NBA FINALS セルティックス×レイカーズ (GAME 7) [春から更に熱いNBA]

79-83
NBA.com
Yahoo! Sports

互いの攻撃を研究し尽し、予想以上の守り合いとなった第7戦。
加えて強烈なプレッシャー。歴戦練磨の両軍でさえも苛まれる。
コービーをも飲み込んだ重苦しい展開はセルティックスペース。
前半のレイカーズはなんと34得点。驚異的なロースコアゲーム。
ボストンはスターターに入ったR.ウォレスがインサイドから得点。
が、停滞していた流れが3Q半ば過ぎから徐々に変わり始める。
火付け役は抗戦を続けていたR.アーテストと6thマンのL.オドム
そしてこの2人に勇気を与えられたかのようにP.ガソールも奮起。
絶不調のコービーもリバウンドで貢献。悪いなりの働きを見せる。

ついにスコアが並んだ4Qは痺れるようなシーソーゲームが続く。
P.ピアース、R.アレンウォレスD.フィッシャーアーテスト・・・。
3点には3点で返す。ぶつかり合うプライド。息詰まる最終決戦。
紙一重で両雄の明暗を分けたのはリバウンドとフリースローか。
スタートからKGを抑えられず、散々だったガソールのFTが復調。
また、FT要員として起用されたS.ブヤチッチもタスクを果たした。
一方で完全な勝ちパターンに嵌めながら破れたセルティックス。
K.パーキンスを上回る活躍をしていたウォレスがファールアウト。
3Pが欲しかった最終局面、OFリバウンドとの両面で痛手だった。
(あの状況でいきなり出てきて2本決めたブヤチッチはスゴイ!)


ファイナル総括

数々の栄光を手中に収めてきたコービーですら『今回の優勝が一番嬉しい』と語ったほど、苦しみ抜いた末、ロサンゼルス・レイカーズが2連覇を達成。関係者の方々、ファンの皆様、おめでとうございます。でも正直、ここまで縺れるとは・・・汗。(はっきりとは)書かなかったものの、オレの事前予想では「4-1」か「4-2」でレイカーズ。そして第1戦終了時点では「4-1」かスイープでレイカーズ。しかし、無残な敗戦の後はすぐに立て直し、次の試合では必ず素晴らしい守備力を発揮したセルティックスの粘り強さには素直に脱帽(計算外!)。王者を相手にしても全く怯むことなく、“フラッシュ”、“キング”、“スーパーマン”を立て続けに尽く倒してきた事実が決してフロックやまぐれではなかったことを真っ向勝負で堂々と証明。驚嘆に値するタフさ、恐ろしいまでの精神力を全身で、全力のプレーで表現したボストン・セルティックスにも心からの拍手を。そして見応え十分の熱戦を7試合も見せて楽しませてくれた両チームに心からの謝意を。こんなにエキサイティングでアメイジングでスリリングなファイナルになろうとは!興奮と感動をありがとう!!

ちなみに、ファイナルの予想、さりげな~く(半分?)的中。優勝はレイカーズ、MVPはコービーなんてガチガチの鉄板もいいところだけれど、一応、当たったんで・・・ね。それに、蓋を開けてみたらそれほど鉄板でもなかったし(←完全な結果論)。

もしボストンが優勝してたら今回のファイナルMVPはR.ロンドっぽかったな。
しっかし、フィル・ジャクソンHCのファイナル制覇率100%(11/11)って・・・汗

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