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サプライズ(ほぼ)なしというサプライズ [取るに足らない独り言]

迷いに迷った挙句、原点に還ったと言うか、本来の“コンセプト”に立ち戻ったと言うか。
結論は「最終予選+本田+長期合宿のまとめ役」か。この選択で腹を括ったんだろう。

W杯にのぞむSAMURAI BLUE(日本代表)メンバー発表!(J's GOAL)
会見での岡田武史監督(SAMURAI BLUE 日本代表)コメント(J's GOAL)

もちろん、全てに納得も満足もできる訳がないが、選考の意図はおおよそ解る。
そして決まっ(てしまっ)た以上、もう割り切ってこのチームを応援するしかない。
何より、ケンゴが選ばれたことにオレは感慨無量。岡ちゃん、ありがとう・・・涙。
(・・・連れて行きながら出場させずに終わったらマジギレに変わると思うけど)


案の定、「反・岡田」一辺倒に染まりつつあるマスやメディアの論調では3戦全敗濃厚とか、グループリーグ敗退決定みたいな絶望感が大半を占めているようだけど、なんかオレは逆にそういう空気の時のほうがやってくれる気がするんだよなぁ(ちなみに前回は全くその反対で、世間は浮かれ気味に期待を膨らませていた一方でオレは全敗を免れれば御の字と言い切っていた)。

はっきり言って、ドイツ大会と比較して今回のほうが個々の能力で劣っているのは間違いないと思う。同じ選手でも年齢的なピークは前回だったはず。しかし、チームとしてのまとまり、団結力といった部分では確実に今回のほうが上(前回は明らかにバラバラで一体感がなかった・・・)。岡田監督風に言えば、ジーコは単純に実力順で上から23人連れて行ったような感じだったからね。名の通った選手ばかりだから誰にでも分かり易いし、騒ぐための話題性、注目度を欲するマスコミからの受けも良いだろうけれど、(ベンチ外も含めた)チームとしての成熟度が低く、肝心のピッチ上で「同じ目標に向かって一枚岩で戦う軍団」になっていなかったのだから惨敗という結果は逃れられない自明の理。

そんなこんなで個人的には案外、「反・岡田」を裏切って(それなりの)結果を残すのでは?と。そもそも岡ちゃんって、昔から逆境とか崖っぷちの時にはやたら強い印象があるんだよね。追い込まれたほうが、どころか、ギリギリまで追い詰められてこそ発現する変な運みたいなもの(一種の勝負強さ?)を持ってる気がしてならない不思議な監督・・・。

具体的には、12年を経て“1勝1敗1分け”を達成すると予想。
(でもそれでグループリーグを通過できるかまでは・・・?)

今回は一般の期待値が極端に低い分、皮肉にも選手はノープレッシャーに近い状態で臨めそうってのが何よりプラス。むしろ、なにくそ!なめんじゃねー!っていう反骨精神的なモチベーションを期待できる(つーか、そういう気概を皆が全身で示さなきゃいけない!)。中村俊も言っていたように、彼らには枠から蹴落とされた選手の分まで戦う責任があるのだから、最低限、見ている側、応援している人々にそれをプレーで感じさせなければならない。たとえどんなに苦しい状況に陥ったとしても。

少なくとも、数多の挫折を尽く乗り越えることで、壁を打ち破ることの繰り返しでここまで這い上がってきたケンゴにはそれができるタフさがある!必ずハートを見せてくれる!だから絶対使ってくれ!!

・・・正直、翌日に発表されたこっちのほうがオレにはよっぽど驚きだったぞ。

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