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JET (追加公演) @STUDIO COAST [自腹で観てきたLive]


シャカ・ロック

シャカ・ロック

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: EMIミュージックジャパン
  • 発売日: 2009/08/19
  • メディア: CD

最速ライブレポート(RO69)

前日のほうが2曲多かったと知ってちょっとショック・・・。
つーか、知らずにいたほうが幸せだった気がしてならん!


会場に到着したのは20時少し前(やっぱ遠いよ、新木場・・・)。
ゲスト参加のTWISTED WHEELは見逃すも、本編はギリギリセーフ。

内容は予想してた以上に新しい曲を多くやった感じ(7割くらい?)。
大まかには年末年始にMTVで放映されてたUSA公演と同じか。
期待に違わない、相変わらずのどストレイトなロックンロール。
変化球なんて使わない。シンプルで由緒正しきロックンロール。
「R&R = JET」と称しても過言ではない王道を行くロックンロール。
(まるであだち充の描く4シームの直球しか投げない高校生投手みたいな)

ある意味、ストーンズよりストーンズっぽいかもしれない(オージーなのに)。
キースさんが絶賛するのも頷ける。その世代のおっさんがハマるのも分かる。
端的に表現すれば「ガチャガチャ」「ジャーン」と「イィィーーヤァァァーーー!」。
とにかく、JETにはレスポールとプレベがよく似合う


客席に飛び込んだり、引き摺り下ろされたりする人は少なくないが、
客をステージに引き摺り上げてタンバリン渡した人は初めて見た(笑)。
まあ、かつては武道館で「ダイノジのエアギター」付きなんてのもあったからその延長か?

以前、トラヴィスが1本のアコギを2人で弾くというパフォーマンスを披露したが、
ベーシストに肩車させながら双方がそのまま演奏を続ける図も初めて見た(笑)。
ニック(セスター弟)は小柄で軽そうだが、それでも明らかに「ベース」は辛そうだった・・・。

これまで色々なライブに行ってきたけど、今回、衝撃的っつーか、斬新だった光景がこの2つ。


幸か不幸か「iPodのCM」や「エアギターの曲」としてのインパクトがあまりに強烈過ぎたために、結果として、楽曲の中身、バンドとしての本質よりも「ジェットブーム」みたいなものが独り歩きしてしまい、一般的には最早先細り一直線で消えて行くだけのバンド、忘れ去られる過程の途上に存在する過去の一発屋的なイメージなんだろうけど(少なくとも日本では)、実際は、本当のところは、今が旬、あるいはこれからなのかも!?(新譜を車以外でもっと聴き込んで行くべきだった!と激しく後悔)

何にせよ、2ndの「SHINE ON」で、あ~あ、やっぱり1枚だけだったか・・・と、ガッカリさせた分を3rdの「SHAKA ROCK」によって、いやいやJETはまだまだ期待できるぜ!これからだ!と、取り戻し、来日公演(生)で完全復活をしっかり証明して確信させてくれたのは嬉しい限り。

以下はホントにくだらない雑感。マジでギリギリだったから写真を撮る余裕もなく。
(言うまでもなくTWISTED WHEELについては触れようもない・・・)


よくよく考えると、仕事とはいえ年明け早々、わざわざ南半球から来日ってのは頭が下がる。
・・・寒いほうが好きな人たちだったりして。

でもぶっちゃけ、サポートメンバーがどこまで必要だったかは疑問(爆)。
(キーボードとして一番活躍してたのはアンコールだったような・・・?)

ニックの嗄れ声は意図して潰したのかナチュラルなのかは知らんが、最高にクールだ!
まるでロッカーになるために生まれてきたような選ばれし歌声・・・。

そしてあの超絶シャウト。尋常じゃない長さと迫力。完璧。(ロック)神。

一方でJETを見る度にセスター兄(クリス)の腕が異様に長い気がするのはオレだけ?

単純に大柄ってのもあるんだろうけどさ。叩き方のせいかスティックも長い気がして・・・。

ガタイのせいで太鼓が小さい、ドラムセットが狭苦しく見えるのは気のせいじゃないと思うが(笑)。

JETは凄くフェスでも受けるというか、フェス向きというか、持って来いのバンドだと思う。

それこそとっくにピークを過ぎたオエイシスよりもJETがトリのほうが盛り上がるのでは?
(フジロックなんか常連なんだし・・・)


シャイン・オン[最強盤](DVD付)

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  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2007/01/24
  • メディア: CD


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