北京五輪予選グループB：日本 vs アメリカ（天津）

※今回もあくまで川崎フロンターレ目線です。


やっぱり点が取れないタンマチジャパン、

開会式前日に事実上の終戦か！？

まあオレの予想では３連敗の可能性が最大、良くてもスコアレスドロー３連続が最高だったから、今日の「結果」に対してガッカリしたとか、なんだよ～みたいな気持ちは全くないけどね。むしろいきなり谷口がフル出場してくれて嬉しいくらい（爆）。


確かに『何か』を感じずにはいられない「微妙」な判定の連続だったものの、詰まるところ、前半に１点も取れなかったのが全てだったんじゃないか？と。あまり個人の責任を追及するようなことはしたくないけど、それでも森重君、あれは決めないとね・・・。つーか、あそこにいたのが谷口だったら決めてた気がしてならないんだけどなぁ。ああいうの、大好物だから。

自信過剰な本田圭が明らかに浮いてる（CKすら滅多に中と合わない）のはいつものこととして（もはやあのチームにフィットするとは思えんが貴重なレフティーのキッカーはやはり外せんか・・・？）、長友もイマイチな感じがしたのはオレだけ？あんなもんじゃないと思うんだけど、やっぱコンディションや試合勘にまだ問題があるのか！？逆サイドの内田が最近キレキレなだけに余計気になったよ。

途中出場の選手についても、良かったのは豊田くらいだったのは寂しいところ。まあ、豊田が今大会で使える、デカイ相手にも十分通用するって分かったのは収穫だけど、時既に遅しでは！？むしろ今回のタンマチ采配については豊田を使った評価よりも梶山を下げた疑問のほうが大きいな。結果的に豊田以外の途中出場選手が目立った活躍をしなかったから言ってるわけではないよ。いつになく、梶山が利いてるなぁとオレは思ってたんだよね。実際、梶山を下げてから攻撃の組み立てが大雑把になった感は否めないし（焦りもあったんだろうけど）。相手のSBが弱くてそこを突きたいのは分かるけど、それ一辺倒になっては・・・。もっと前線や谷口あたりにリスク覚悟で縦パス（楔のパス）を入れて、中央突破の怖さも感じさせないと。サイドからの突破が最大の狙いでも、中央突破をおとりにしてDFを中に集めないとサイドのスペースが消されちゃうじゃんか。もっと柔軟に状況を把握して臨機応変に対応できないもんかねぇ。あの辺の「生真面目さ」が頭デッカチなタンマチ（恋人はタクティクスボード）が率いるチームの限界ってことか。

また、誤審も含めて審判に対して文句言うのも決してオレの本意ではないけど今回は言わざるを得ないね。80分くらいにゴールエリア付近で完璧なスクリーンで相手を背中でブロックしていた谷口が後ろから押し倒された（まさに「押し潰された」って感じだった）シーンと、88分くらいにやはりエリア内で豊田が脇腹辺りを掴まれて「腕の力」で引き倒されたシーン。この２つはどう見てもPKに値していた（常識的には）。少なくとも１つはPKにしてくれないと。あれじゃ勝てるもんも勝てないって。あの両方を「ノーファール」とされた時（特に２度目）、オレは開催国から審判団に与えられた何らかの「影響」を感じずにはいられなかった・・・。毎度のことだけど、やはり日本があの国で勝つのは奇跡に近いな。双方の実力とかほとんど関係なく。アメリカが相手でも日本を完全アウェイにする「密命」を下すとは・・・。なんかもう、サッカーよりもあの国の政策や外交が試合中に見えた気がした。北京と決まった時点で分かっちゃいたけど、環境とか治安とか設備云々の前に、まだスポーツと政治を切り離せない国で五輪が開催されるのはどう考えてもおかしいどころか、あってはならないことだと個人的には思う。各方面からの過剰な期待を背負いながら真面目にプレーしている選手たちが可哀想でならないよ。これはサッカーに限ったことじゃなく。もっとメダルが有力視される柔道とかの選手はマジでキツイだろうな。ただでさえ、自国メディアからの余計なプレッシャーと戦ってるのに審判まで敵では・・・。某国の故事に由来する「四面楚歌」とはまさにこのこと。


ここからは完全に蛇足。前から薄々感じちゃいたけど、J's GOALでU23代表関連の記事書いてる人って、江藤氏以外は絶対川崎のこと好きじゃないよね（特に「子」で終わる２人の女性ライター）。いつも谷口がスタメン予想から外れてるし。それどころか合宿を取材してても練習後の谷口のコメントなんて見た覚えねーし（試合後のコメントすらあまり見ないような・・・？）。まあ、どうしても細貝を使ってほしいらしいあんたらのスタメン予想はほとんど当たってないけどね！つーか、U23代表だけに限って言えば、あのエルゴラよりも的中率低いんじゃねーの？

谷口はスタメンどころか普通に最後までピッチ上にいたぞ～！？

・・・ざまあみろ。

タグ：サッカー日本代表 予言、予想